ShopifyのLLMO対策:AI検索に商品を紹介してもらう設定
ChatGPT・Perplexity・GoogleのAIによる概要などのAI検索は、ストアのページを読んで回答を作ります。AIに読んでもらい、正しく紹介してもらうために、今の時点で勧められている対策をまとめました。
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LLMO(AI検索への対策)とは
AI検索で、ストアや商品が回答に出てくるようにするための対策です。LLMO、AIO、GEO などと呼ばれますが、指しているものはほぼ同じです。
確立した評価の基準はまだありません。ここでは、AIがページを読めるようにすること、商品の情報を正確に伝えることなど、今の時点で勧められている対策を紹介します。効果がまだ確かめられていないものは、そのように書いています。
AIがストアを読めるようにする
- AIのクローラーには、AI検索の回答に使うためのもの(OAI-SearchBot、ChatGPT-User、PerplexityBot、Claude-SearchBot など)と、AIの学習に使うためのもの(GPTBot、ClaudeBot、Google-Extended、CCBot など)があります。学習用を拒否するのはストアの方針として選べますが、AI検索用を拒否すると、回答で紹介されにくくなります。
- 拒否の設定は robots.txt に書かれます。当社で確かめた時点(2026年9月)では、Shopifyの標準の robots.txt はこれらを拒否していません。拒否されている場合は、「オンラインストア」→「テーマ」→「…」→「コードを編集」の robots.txt.liquid に、誰かが書き足した可能性があります。該当する行(User-agent と Disallow)を削除します。
- robots.txt で許可していても、ボット対策のアプリや外部のサービスがAIのアクセスを止めていることがあります。導入しているボット対策の設定を確かめます。
- 多くのAIのクローラーは、JavaScriptを実行せずにページを読みます。ページ作成のアプリなどで、価格や商品説明をJavaScriptで後から表示していると、AIには読めません。

あなたのストアで確かめる
URLを入れるだけ。登録不要・無料で、この項目を含む全体を1〜2分で診断します。
Shopifyのテーマで作られたストアが対象です。Next.js などで独自に作ったストア(ヘッドレス構成)は、正しく診断できないことがあります。
診断すると、利用規約とプライバシーポリシーに同意したものとみなします。
商品の情報を、機械が読める形で伝える(構造化データ)
- 商品のページに、価格・在庫・ブランド・画像などを機械が読める形で書いたデータ(構造化データ)を出します。Shopifyの標準のテーマは基本の項目を出していますが、テーマやアプリによって欠けていることがあります。
- ストアのロゴやSNSのアカウントは、テーマエディタの「テーマ設定」で入力します(項目の名前はテーマによって違います)。ブランドとSNSのつながりが、AIや検索エンジンに伝わります。
- レビューアプリを使っている場合は、アプリの設定で構造化データ(リッチスニペットなど)の出力を有効にします。
- テーマとSEOアプリの両方が同じ種類の構造化データを出していると、内容が食い違うことがあります。どちらか一方にまとめます。
商品説明を具体的に書く
AIは、商品説明を読んで「どんな人に向いているか」を判断します。素材・サイズ・重さ・使い方・お手入れ・向いている人や場面・よくある質問など、お客様が聞きそうなことを具体的に書くと、回答で紹介されやすくなり、購入前の不安も減らせます。
llms.txt について
llms.txt は、AI向けにサイトの概要をまとめたファイルです。効果はまだ確かめられていません。2026年9月時点では、Shopifyが全ストアに llms.txt を自動で公開していることを、当社で確かめています。そのため、自分で用意しなくても大きな問題はありません。
コードの改修が必要なこと
構造化データの書き方の誤り、JavaScriptを実行しないと商品情報が出ない作り、ボット対策の設定の見直しなどは、テーマやアプリの改修が必要です。費用の目安は、構造化データの修正なら3万〜10万円(税別)、表示のしかたの作り直しなら20万〜50万円(税別)です。
この診断で確かめていること
robots.txt でのAIのクローラーの許可と、実際にAIのクローラーとしてアクセスしたときの応答、構造化データの種類と欠け・重複・誤り、JavaScriptなしで価格や説明が読めるか、商品説明の具体性、llms.txt を確かめます。
確立した評価の基準がないため、点数ではなく「推奨されている対策の実施状況」として示しています。
出典
- OpenAI:Overview of OpenAI Crawlers
- Perplexity:Perplexity Crawlers
- Google 検索セントラル:商品(Product)の構造化データ
- Shopify ヘルプセンター:robots.txt.liquid を編集する
法令や Shopify の画面は変わることがあります。一般的な説明として掲載しており、個別の判断は専門家や公式の情報で確かめてください。