Shopifyで売れないときに、最初に確かめること
売れない原因は、来る人が少ないのか、来ているのに買われないのかで、手を付ける場所が変わります。管理画面の数字で切り分ける方法と、ストアの側で確かめることをまとめました。
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まず、どこで止まっているかを数字で見る
売上は、ストアに来た人の数(セッション数)と、そのうち購入した人の割合(コンバージョン率)、1回の注文の金額の掛け算で決まります。売れないときは、どこが足りないかを分けて考えると、手を付ける順番が決まります。
管理画面の「ストア分析」で、「セッション数の推移」「コンバージョン率の推移」「コンバージョン率の内訳」を見ます。内訳では、来た人のうち、カートに追加した人、チェックアウトに進んだ人、購入した人の割合が分かります。
- 来る人が少ない:検索やSNSから見つけてもらえていません。ストアの中を直す前に、見つけてもらう入口を見直します。
- 来ているのに、カートに入らない:商品ページで、買うかどうかを決めきれていません。
- カートには入るのに、購入まで進まない:最後に送料やお届け日を見て迷っているか、店を信頼しきれていない可能性があります。
- 開いたばかりのストアや、来る人がまだ少ないうちは、割合が大きく揺れます。1日ではなく、何週間か何か月かの推移で見ます。
ストアの側で確かめられること
商品や価格そのものの魅力は、ストアの設定では変えられません。一方で、次のような原因は、設定や表示を直せば改善できます。この下で、ストアのURLを入れると、まとめて確かめられます。
- 検索やAI検索に出るための設定(ページのタイトル・説明文、AIのクローラーの許可、構造化データ)
- 表示の速さと、入れているアプリの重さ
- 送料・税込の価格・お届け日の目安が、商品ページで分かるか
- 特定商取引法に基づく表記、返品の条件、プライバシーポリシー
- 英語のまま残っている文言
あなたのストアで確かめる
URLを入れるだけ。登録不要・無料で、全体を1〜2分で診断します。
Shopifyのテーマで作られたストアが対象です。Next.js などで独自に作ったストア(ヘッドレス構成)は、正しく診断できないことがあります。
診断すると、利用規約とプライバシーポリシーに同意したものとみなします。
来る人が少ないとき:見つけてもらえているか
- 商品やコレクションのページのタイトル・説明文が空のままだと、検索結果で何のページかが伝わりません。
- ChatGPTなどのAI検索のクローラーを拒否していたり、商品の情報を構造化データで伝えていなかったりすると、AIの回答で紹介されにくくなります。
- 同じ商品のページが2つあると、検索での評価が分かれます。
- パスワードで保護したままのストアは、検索結果に出ません。
- 検索からの集客は、効果が出るまでに数か月かかります。広告やSNS、すでにいるお客様へのメールなど、ほかの入口とあわせて考えます。
来ているのにカートに入らないとき:商品ページで決められるか
- 商品説明が短く、サイズ・素材・使い方など、買う前に知りたいことが書かれていない。
- 価格が税込かどうか、送料がいくらかかるかが、商品ページで分からない。
- 表示が遅い。とくにスマートフォンでは、アプリを入れるたびに遅くなっていることがあります。
- ボタンや案内に英語が残っていて、海外のストアのように見える。
カートに入るのに購入まで進まないとき:最後に迷わせていないか
- 送料や、お届けまでの日数が、チェックアウトの最後になって初めて分かる。
- 特定商取引法に基づく表記や返品の条件が見つからず、店を信頼しきれない。
- 使いたい支払い方法(後払い、コンビニ払い、PayPay など)がない。
ストアの設定からは分からないこと
商品そのもの、価格、ほかの店との違い、広告やSNSで届けている人の数は、ストアの設定からは分かりません。
設定を直しても売れないときは、「ストア分析」の「ランディングページ別のセッション」や「参照元別の販売合計」で、どの入口から来た人が買っているかを見ます。売れている入口と商品が分かれば、そこに力を入れられます。
この診断で確かめていること
ストアの公開しているページから、表示速度、AI検索への対応、SEO、日本のEC特有の表記(特定商取引法の表記・総額表示・配送の案内)、テーマとアプリの構成、アクセシビリティを確かめます。
管理画面にはログインしないので、売上やアクセスの数字は見ていません。数字は、上の手順で「ストア分析」を見てください。
出典
法令や Shopify の画面は変わることがあります。一般的な説明として掲載しており、個別の判断は専門家や公式の情報で確かめてください。